実際の職場や働く人の姿を見学することで、働くイメージを具体化し、今後の進路への関心や意欲を高めることを目的にご来社いただきました。

 始めに東神楽工場では、スムーズにご覧いただくため、2グループに分かれて見学を行いました。

 一方のグループには、工場周りをご案内いたしました。環境設備であるバイオマスボイラーの内部見学をはじめ、リネンの仕分けエリアやトラックが稼働する搬入出荷ラインの解説を行いました。あわせて、子会社である就労継続支援B型事業所「NPO法人まこと」の施設外観をご覧いただきながら、その役割や事業概要についてご説明いたしました。

その間、もう一方のグループは工場内のご案内をいたしました。行動指針について手話を交えご説明した後、「10連連続洗濯機」と呼ばれる大型設備の稼働状況についてご覧いただきました。導入当初は「障がいを持つ方には運用が難しいのではないか」との懸念もありましたが、専務の瀧野が掲げる「無理であろうからやらないではなく、まずはチャレンジをさせ、その後に判断をする」という人材配置の方針のもとで取り組みを進め、現在では障がいを持つスタッフのみで運用ができるようになった経緯をお伝えいたしました。 また、タオルホルダーやホーフローラーと呼ばれる仕上用の専用機械をご覧いただき、従業員のサポートのもと作業を体験していただくなど、実際の業務を通じて楽しまれながら現場への理解を深めていただきました。
その後、両グループが交代することで全員が工場全体を一巡し、環境取り組みから現場実務、就労支援の連携に至る全体の流れについて理解を深めていただきました。

 続く講話では、新たな就労継続支援A型事業所である「けんせいしゃわくワーク」の設立趣旨を説明し、「就労継続支援A型事業所の相次ぐ閉鎖により、障がい者の雇用機会が減少している現状があり、何か出来ることはないかと考えていた。」と設立の背景についてお話しいたしました。また、障害の有無に関係なく誰もが対等に働ける職場環境づくりを継続している点や、厚生労働省による「もにす認定」の取り組みについてもご説明いたしました。 その後、現従業員の実体験に基づいた日々の想いを真っ直ぐに綴ったメッセージ作品をご覧いただきました。 

講話後、質疑応答が行われ、仕事のやりがいや仕事中気を付けていることなど、将来の就労を見据えたテーマについて交わしました。 見学後、「どんな方々も一緒に協力して働く姿が素敵に感じました。」「生徒だけでなく教員にとっても学ばせていただくことが多かったです。」など、とても前向きな感想をいただきました。

北海道健誠社では、随時工場・施設見学を受付けています。お問合せは、北海道健誠社 総務部までご連絡ください。